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美味しく、栄養豊かなドライフィグ

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トルコのドライフィグはもっとも自然で栄養価が高い健康食と言われています。
「牛乳が飲めなくても、フィグを食べればいい」といわれるほど、ドライフィグには牛乳と同じくらい豊富なカルシウムが含まれているのです。100gの牛乳には、一日に取るべきカルシウム摂取量の17%が含まれており、フィグ100g(4〜6個)にも同じ量のカルシウムが含まれています。フィグに含まれるカルシウムは、他の野菜に比べて大変吸収されやすくなっています。カルシウムは体内でリンと結合し、骨と歯を構成します。
ドライフィグには、このカルシウムとリンが絶妙なバランスで含まれており、この両方をバランス良く含んだ食物の存在は数少ないのです。
その他ドライフィグには、食物繊維、ビタミン、ミネラル、カルシウムなどの栄養素を豊富に含んでおり、貧血の予防、骨や歯を守る、また血中のコレステロール値を下げるなどの効果があるといわれています。

ドライフィグ 栄養成分

世界最大のいちじく生産国トルコ

いちじくの栽培の歴史は古く、人類が最も古くから栽培していた果物のひとつだと云われており、4000〜5000年前にアナトリア(エーゲ海)地方で始まり、そこから地中海に広がったとされています。 いちじくの原産国は、アラビア半島またはトルコであると云われ、世界中で評価の高い品種”スミルナ種”が栽培の9割を占めています。トルコでは、アナトリア西部のクック川とブユックメンデレス川のほとりで盛んにいちじくの栽培が行われています。
世界中のドライフィグ生産量の50〜60%※がトルコ産で、その輸出量は75%を占めています。
※タリシュ社調べ

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信頼のブランド”INTASKO”

ドライフィグ INTASKOマーク

フィグ(いちじく)生産者共同組合は、フィグ生産者によって1915年に発足しました。生産の中心であるアナトリア西部には15のタリシュのフィグ共同組合があります。
タリシュR&D部門は、農業のエンジニア、化学工学者、微生物学者、化学者、社会学者、食物専門家、及び農業の専門家から成る35人のスタッフと協同組合で工場を管理し、生産者へのサービスの提供を行っています。 商品は、品質管理チームによって厳しく管理されています。タリシュの持つフィグのブランド“INTASKO”は、高品質の評価を受けている「信頼の証し」です。

ドライフィグをもっと美味しく

●そのまま、あるいは柔らかくもどしてお召し上がりください。

●焼き菓子の材料として
形を損なわずに、フィグ本来の甘い風味が活かされます。

●シリアルやアイスクリームと合わせて
1cm程にカットし、シリアルやアイスクリームのトッピングにもお使い頂けます。

●ワインやチーズといっしょに
ワインの付け合せとしておすすめで、白、赤どちらの付け合せにも最適です。また、ブルーチーズなど塩味の強いチーズとの相性もよく、スライスしたチーズをフィグにのせて一緒に食べたり、アクセントとしてアーモンドとあわせるのもおすすめです。

●ハード系のパンに
パン生地に刻んで混ぜ込むのにもおすすめで、フィグの食感や風味を活かしたベーカリーを手軽にお作り頂けます。

●いちじくの赤ワイン煮
小皿の上にラップを広げ、フィグ一粒をラップの中心に置きます。大さじ一杯の赤ワインを上からかけ、ラップを軽くひねって閉じます。電子レンジに20~30秒、お好みの柔らかさになったら出来上がりです。固くなったフィグを召し上がる際にもお試しください。
※取り出す際のやけどにはご注意下さい。


ドライフィグ(Lerida)

ドライフィグ(Lerida)

サイズ:No.4
重量:1kg x 15 / cs
粒数:51〜55粒 / kg
包装:箱

※掲載品以外にも、サイズはNo.1〜10までございます。サイズによって粒数が異なりますので、詳細についてはお問い合わせ下さい。

ドライフィグの管理方法

~ドライフィグを安全に美味しく召し上がって頂くために~

直射日光 必要以上の乾燥を防ぐため、直射日光は避けて保管してください。また、細菌等の繁殖を防ぐために湿度の高い場所での保管も、避けてください。
気温 最適な保存気温は6°Cです。しかし4〜10°Cの間であれば品質上、問題はございません。
温度 最適保存湿度は50〜60%となっています。風通しの良い所で保存してください。
水滴 温度や湿度、あるいは気候等によって水滴の付着をさけるため、風通しの良いところに保存してください。この水滴の発生により、変色や品質・味覚の変化が生じたり、カビ発生の原因になります。外箱も濡らさぬようご注意ください。
結晶 ドライフィグの表面に、白色物質が見られることがあります。これは、フィグ内部の水分が表面に移動することによって起こる、フィグそのものの果糖が糖化(結晶化)したものです。また、気温の変化などによりこの結晶が溶けてべたつくこともありますが、これらはフィグの性質由来するものであり、品質上の問題はございませんので安心してお召し上がり頂けます。
その他 ドライフィグの果肉内に、黒い物質が見られることがあります。これは、主に食品類に発生する「黒麹菌(くろこうじきん)」です。この菌は大気中に存在するものでドライフルーツに混入することも十分に考えられ、菌を発見し完全にゼロにすることは性質上難しいものです。見た目に違和感が生じることと思いますが、毒性物質をもつものではありません。


トルコ・タリシュ社

タリシュ社は、ドライフィグ、レーズン、綿、オリーブ、オリ-ブオイルの農業共同組合として1915年に設立。現在は、国内57ケ所の生産地と、75,600人を超える生産者で活動しています。
世界的に有名な高品質な原料として、早くからドライフィグやサルタナレーズンの栄養・健康効果にも着目。設立後、農業の販売共同組合を設立する考えが広く認められたと共に、タリシュは急速に成長を遂げました。
タリシュ社の主要な機能は「生産者それぞれの生産する権利を保護し、協力を結ぶ役割を果たす」こと。市場価格とは異なり、事前に政府の定めた価格によってメンバーの製品価格を一定にし、公平に取引されるよう「プライス・サポート・システム」を行っているほか、栽培者からの買付後、国内・国際市場のニーズにあった製品の加工、パックを行い、生産者・輸出者としても活動しています。


衛生管理された工場

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収穫されたフィグは、洗浄後に燦燦と日差しが降り注ぐ下で天日干しをします。自然のなかで栽培・収穫され乾燥したフィグは食物用に衛生管理されたプラスチック製容器に保管後、部類分け。その後UVランプ管理の下で選別、アフラトキシン検査、塩分を含んだ熱湯で洗浄処理され、さらにG.M.P.(製造品質管理基準)に従って包装されるなど、フィグ製品は農園からスーパーマーケットまで、HACCP(総合衛生管理製造過程)に沿って管理されています。 また、タリシュ社のフィグ工場と倉庫は、トルコ国内において、2007年に食品安全管理システムTS-EN-ISO 22000を取得し、食品衛生・安全について定期的に監査を受けています。

タリシュ中央工場では、1年間で約12000tのドライフィグを生産。2006年には、タリシュ社7番目のアイドゥン新工場も完成しました。4000㎡の広い工場内では、主に日本向けの商品が衛生的に生産される設備が整っています。フィグは自然のものですが、工場内での異物の混入を避けるため、帽子や手袋などのユニフォーム着用を徹底しているのはもちろんのこと、工場内の壁を衛生的に保つ工夫、そして収穫後に行う洗浄ラインや日本向けの燻蒸処理施設が充実しています。

フィグの管理倉庫

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工場で生産されたドライフィグは、倉庫へと搬送されます。倉庫内で使用される保管箱も衛生的に管理されており、製品は専門スタッフによって再度検品を受けます。
タリシュ社の製品は有機食品ゆえ取り扱いの厳しい製品ですが、それゆえより一層安全性を高めつつ、安全な有機食品を世界中のお客様に提供できるよう努めています。